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2019年1月28日月曜日

DS-1バッファが良くなってる!

BOSS DS-1チップ基板

DS-1のチップ基板が手に入りました。(今普通に売ってるやつです)




先日あるサイトで、チップ基板になってから、バッファが改良されている様な事を見ました。
じゃあ、バイパス音の音痩せが改善されているのだろうか?

チップ以前の物(台湾製)と比べて、確かめてみると・・・・

おお〜・・・良くなってる!。
ローもハイも広がってます。

また、入力インピーダンスが仕様変更されていて、470KΩから1MΩに改善されてます。

で、入力と出力のバッファの所をなんとか探して、確認。

入力のカップリングコンデンサがなんと47nから1μの積層フィルムコンデンサに、トランジスタからFETに変わってます。
出力側は、カップリングコンデンサが、1μから10μに変わってました。

コンデンサの容量アップとFETによる入力インピーダンスアップなどで周波数レンジがワイドになってます。
私も含め色々な方がやってた音痩せ対策と同じ考え方での改善がされています。

あ、ちなみにICがJRC4580になってました。

肝心のディストーションとしての音ですが、バッファのワイドレンジによる恩恵も感じられます。
ICが4580になった為かレンジ的には少し広くなった印象です。
が、若干ディストーションサウンドに線の細さを感じます。
少し今風にしたのかな?
(当然ACA仕様の日本製は別格ですよ)

ちなみに外見での見分け方は、アダプタジャックの形状が違います。

左がチップ基板。

ご参考に・・・・では、また。

2018年9月27日木曜日

SD-1よ、やっぱりお前もか。(チップ基板化)

SD-1よ、やっぱりお前もか。(チップ基板化)

2018年製のBOSS SD-1。
DS-1、BD-2に続き・・・・こんな事に。

中身スカスカ。

部品小さ!・ ICも4580に変更。
behringer等よりさらに小さい部品を使っているようで・・・改造・MODは・・困難!
回路図を拾うのは・・・・無理!

ツマミの軸もローレットでは無く半月型に。

外見での見分け方。
アダプタージャックの方向が違います。
左がスカスカ・・右が従来品。

さて、肝心の音ですが、人によって好みもあるのでどちらが良いかは・・・ですが。
2台の従来品と比べた私見です・・・
大きな違いではありませんが、全体的にスッキリしてます。
ICが4580になった事もあるのでしょうが、オーディオ的には高域の伸びとクリア感が有ります。
が、中低域の奥行きとパワー感はずいぶん少なくなっています。


選ぶなら、迷わず従来品ですね。

ご参考に・・・では、また。

2018年5月23日水曜日

BOSS MD-2 についてIC変更の話し

BOSS MD-2 について IC変更

先日、結構好きです、と書いたMD-2ですが、もう一台手に入れました。

音出しして・・・またまた・・・あれ〜?
前から持っていた物より明らかに音が・・・・しょぼい。
芯が無い、勢いがない、パワーがない。
しかもGAINとDISTをフルまで回すと、発振しちゃいます。

一応調べたら、2008年製。
前から持っていた物は、2003年製。
・・・・5年新しい。

開けてみたら・・これもIC変更されてました。
M5218AL から(2003年製)


 NJM4558LD に(2008年製)

たぶん元々の設計は、M5218AL。

確かに2つとも同系統のオペアンプで仕様上もたいてい置き換え可能です。(細かい性能は違う)
が、・・・・・

ところで、MD-2はディストーションではありますが、歪みを作っているのがダイオードクリップではない。
回路図↓

2段階で歪みを作ってます。
1段目、IC2の増幅率を上げることでオペアンプ自体をオーバードライブさせて歪ませてます。
(歪むとこまで増幅させるなんてオーディオ的には大失敗な回路)
2段目は,Q6とQ17のトランジスタ。
普通にトランジスタ増幅回路ですが・・・・
ここで注目は動作電圧、IC2は9Vで動作してます。
IC2は電源電圧いっぱいの振れ幅まで信号を増幅しきってます。
一方Q6とQ17の動作電源は5.4V。なのでQ6とQ17は、9V近い振れ幅の信号を入力されてもそこまで電圧が振れないのでで5V弱でクリップしてしまいます。(電圧差を利用したトランジスタクリップ)
(この説明は細かい回路定数設定を無視した原理的なものですので・・・)

で、IC2が変更になると・・・1段目歪みに音色的な変化が出るのは当然考えられます。
また、その変化が2段目に影響するでしょうし・・・
・・・・・当然音変わりますよね。・・・
例えばRATのICはLM308Nの方が良いというのと同じです。

で、2008年製の物のIC2をM5218Lに変えてみました。
これは、BOSSのジャンク品のグライコ(1988年製)から外したものです。

すると・・・・・
やっぱり大変身!!!
前から持っていた物と大差ないどころか、低域はこちらの方が若干豊かに・・・(個体差と言える範囲ですが)
発振もしなくなりました。

皆さんMD-2は古めの中古品を狙いましょう。・・・たぶん。

ご参考に・・・では、また。

2018年5月13日日曜日

BOSS 二連ツマミ ちょっと小ネタ MD-2

BOSS 二連ツマミ ちょっと小ネタ MD-2



BOSSのMD-2、実は結構好きです。
低域〜高域までワイドだし、ハイゲインだし、クランチ〜激歪みまで・・・守備範囲広い。
改造ネタにしないのも、たいして不満がないからです。
バイパスの音痩せもましな方です、強いて言えばバイパスラインのコンデンサを変えるくらいですかね〜。

1つ有りました!!。
二連ツマミ・・・・回しにくいです。MD-2に限った事では無いのですが・・・

で・・・・小ネタ。

二連ツマミの下のパーツ↓

これを上下逆さまにはめると・・・随分回しやすくなります。


ご参考に・・・では、また。

2018年5月11日金曜日

BOSS DS-2 の話しダイオードその2 MOD

BOSS DS-2 の話しダイオードその2

前回のDS-2の話しの後少し調べたら、2009年製の物に付いてたダイオードもショットキーバリアダイオードでした。
品番は、SD103(E) データシートはSD103で調べれば出てきます。

ところで、一般的にゲルマニュウムダイオードは無線機の検波用として使われています。
よく耳にするのはゲルマニウムラジオ。
電池いらずのイヤホンラジオです。工作キットなんかがよくあります。
受信した弱い電波を増幅無しで検波するためにはダイオードのVf順方向電圧が低くなければ出来ないのでシリコンダイオードでは難しいのです。(理想は順方向電圧が0V)
ゲルマニュウムダイオードは実用的には0.3~0.4V程度だったと思います。(シリコンは0.7V程度)
(たいていのデータシートはMAXしか書いてないのでこの数字は出てきません)
ショットキーバリアダイオードは0.2~0.3V程度だったはずで、ですから検波用としては、ゲルマニュウムダイオードの代用を果たしてくれます。

しかし、エフェクターのクリッピング用途としては、代用にはならないと思いました。
検波とクリッピングではダイオードが果たす役割が正反対です。
検波では、順方向電圧より大きい分を通して信号を取り出す。
クリッピングでは順方向電圧より大きい分をカットして信号波形を変形させる。

まず、順方向電圧が違えば音声波形の振れ幅(音量レベル)が違ってしまいます。(カットする分量が違う)
ゲルマニュウムダイオードで0.4V×2で0.8V有った振れ幅が、ショットキーバリアダイオードでは0.3×2で0.6Vになり、レベルが下がってしまいます。
またショットキーバリアダイオードは反応速度は早いので、波形の切れ方も鋭いはずです。(オシロを持ってませんので推測ですが)
波形が変われば直接音質に影響します。

検波用として広く代用品と認められているからといって、エフェクターのクリッピング用途で代用品として使うのは全く違うと思います。
あくまでも別物として扱うべきですね。

ということで、先回登場したショットキーバリアダイオードが付いてるDS-2をゲルマニュウムダイオードにMODしてみました。
同じダイオードは手に入りそうにないので、エフェクター用ではスタンダードな1N34Aにしました。
まず、1994年製


音だし比較すると、1990年製のオリジナルと殆ど変わらない感じになりました。(若干の個体差程度は有りますが)

そして、2009年製

あれ?、雰囲気は似ているのですが・・・同じツマミ位置ではゲインが小さい・・・が、全部フルにするとたいして差は無くなります。???
色々探ってみると・・・・DISTポットのカーブが違うだけでした。(な〜んだ、びっくりさせやがって。)
250KDカーブなのが、2009年製の分だけAカーブに変更されてます。
BOSSさんここでも入手しやすいAカーブに黙って変更ですか。
ゲルマニュウムダイオードもそうですが、「コストダウン」ですね。

まあ、とにかくDS-2は、ショットキーバリアダイオードをゲルマニュウムダイオードに戻せば、しっかりした良い音に変身します。

ご参考に・・・では、また。

2018年5月4日金曜日

BOSS DS-2の話し(ダイオード)

BOSS DS-2の話し(ダイオード)

DS-2って正直そんなに評価されてるのが不思議に思っていました。
カートコバーンが使っていたから・・とか。

フリマやオークションで、日本製のDS-2がやたら高価で取引されていて・・・なぜ?と思っていたのです。
そんなに違うのかな〜DS-1は、IC変更されてて回路的にも違うのですが、DS-2はそんな変更はないみたいだし・・・と思っていたら・・・・ところがどっこい・・肝心な所が(勝手に?)変更されていました。

みんな知ってたんですね・・・気が付かなかった!

DS-2は前にかなり大幅な改造MODをしましたが・・その時に見落としてました。

先日、台湾製なのですが、程度の良いDS-2を手に入れまして、音だししてみると・・・
あれ〜DS-2ってこんなに良かったっけ??・・・
ゲインも稼げるし、芯がしっかりしてて存在感があり前に出る音になってる。

開けてみると、ゲルマニュウムダイオードが付いてました。
・・・・えっ、ゲルマなんて付いてたっけ???・・・・


回路図を確認すると、D14と15が1SS-188FMとなってます。

データシートが見つけられなかったのですが、やっぱりゲルマニュウムダイオードのようです。
前回MODした時の基盤にはちょっと他と違うダイオードが付いていたので、おかしいとは思わなかったのです。(もちろんゲルマニュウムダイオードではない)

今回手に入れたDS-2は、1990年製。ちょうど日本製から台湾製への移行期、台湾製の初期だと思います。
電解コンデンサも、jamiconと松下製が混在してます。(まさしく移行期)

他に持っているもので、1994年製のものはこのダイオードが違う物になっていて、推測ですが、ゲルマから置き換えるとすればショットキーバリアダイオードではないかと思います。

前にMODした1997年製これも変わってます、ショットキーバリアダイオード?

そして、2009年製の物、定かではありませんが、見た目いかにもシリコンダイオードじゃないのか???と思える物が付いてました。


そりゃ音が変わりますわ。
ゲルマニュウムダイオードの個体が音が良いので高値取引されているって事ですね。


ご参考に・・・では、また。

2018年3月22日木曜日

BOSS OS-2 ワイドレンジハイゲイン改造 MOD

BOSS OS-2 ワイドレンジハイゲイン改造 MOD

先日修理&音量アップをしたOS-2ですが、折角ならワイドレンジハイゲイン化MODをしようと思い立ちました。
今回はもうOS-2ではない音にまでしてしまおうと思います。

回路図などは、以前の投稿をご覧下さい。

以下が部品変更点です。

まず、いつものバイパス音対策。
C22  1μフィルム
C24,30 4.7μオーディオグレード電コン
C12  10μオーディオグレード電コン

低域拡大・・・歪み回路の前で低域を削らない等
C27,28  100nフィルム
C7  22μ電コン
C11  4.7μ電コン

高域拡大・・・OD側で高域を削っている部分を変更、トーン回路のハイカットを無し
C4  1nフィルム
C6  取り去る

ゲインアップ・・・OD側DS側出口のレベルダウンを少なくするのと、クリッピング電圧を上げる事でゲインアップ。
VR4 COLORポット  B100K
VR4の2番端子とC35の間に12K追加(基板パターン一箇所切断)

R13 1K
R5  51K
C8  10n
D3  1SS133×2(元々付いていたD3,4)
D4  1N4007

クリッピングダイオード変更について・・・元は1SS133の対称で±約0.8Vで信号がクリップされますので、音声のゲインもその数字、±のピーク差約1.6Vになっています。
これを1SS133×2で約1.6Vと1N4007約1Vにすると±のピーク差は約2.6V、後の回路に行くゲインが上がるのです。
また、非対称にする事で、倍音成分を増やして音域的伸びを狙いました。
また、1N4007は整流ダイオードですので、1SS133などスイッチング用と違って反応速度を求められませんので遅めのはずです。
この反応速度(スイッチング速度)の差でも波形に乱れが生じ、倍音成分が多くなりやすいと狙ってみました。

いくつか試してみた結果です。
ここまで来るとCOLORツマミではODやDSといった感じではなく、感覚で使った方が良いです。
ほぼ狙いどおりになりました。

ご参考に、では・・また。

2018年3月16日金曜日

BOSS OS-2 修理&音量アップMOD

BOSS OS-2 修理&音量アップMOD

ジャンク品のOS-2がやって来ました。
COLORポットの軸が折れてなくなってます。
その他は異常なし。


素直にポット交換なのでしょうが・・・・同じ物は手に入りそうにないし・・・
(ボスさんに発注しても内部部品の供給は断られます)

実はネットに出回っている回路図でこのCOLORポットの部分が気になっていて・・・
数種類の回路図があり、どれも同じなのですが、どう考えてもこれじゃODとDSのミックス調整出来ないなぁ〜・・と・・・・今までここは触ってなかったので気になりつつスルーしてました。

今回はまさしくこのポットですので、一応回路を辿って確認しましたので、修正した回路図を載せておきます。(他の部分はチェックしてませんので悪しからず。)


この回路だと、ODとDSそれぞれを引き算する感じです。
OD側に振っていくとDSの信号がグランドに落ちていきレベルが下がります。
逆も同じ。

OS-2って正直そんなに好きじゃないんです。
DS側の音はそこそこ良いとは思うんですが、もっとパワーがあればなぁ〜・・・・
で、これならこのポットの値を変えてハイブースト化出来るぞ!・・と思いついた訳です。
ポットを20Kから100Kに変更してみようと・・・・

細かい事は無視したすごく大雑把な説明ですが、まずOD側を見るとポットの後に100Kが有ります、OD側に一杯振った時この100Kとポットの20Kとの分圧になって、120分の20のレベルで次のオペアンプに信号が行く事になる。
DS側の場合も同じ事で33kと20k、53分の20となります。
ポットの20Kを100Kにしてやるとそれぞれ、200分の100、133分の100となってレベルが上がるのです。
また、現状品の場合は、ポットではなく100Kと33Kの抵抗を小さい物に変更すればレベルが上がります。

後のオペアンプが発振する可能性は有りますが、その時は負帰還の150Kに並列に数十PFのコンデンサを入れれば収まるでしょうし・・・・・

でこんな感じ・・・
ポットの形が違うので・・・

無理矢理感有りますが・・・・

出来た!

音量アップ。
DS側は、RAT並みな感じになりました。

ご参考に・・・では、また。

2018年2月25日日曜日

BOSS DS-1の話し・・その2

DS-1の話し・・その2

以前に投稿したものの後に、ごく最近のDS-1を手に入れました。
そしたら、前回の印象とちょっと違ったのです。
台湾製で外箱が黒になってからの物でシリアルからすると2015年製です。


前回の「あれ〜?」な台湾製PSAタイプより、中低域がしっかりして、力強い音になってます。
開けてみたら、またまたICが変わってる・・・
・・・・JRCのNJM3404AL・・・
やはり不評だったので変えたのか・・・?

さらに・・・調べてみたら、あるサイトには、2006年からNJM2904へ変わったとの情報も・・・・

データシートを探してみました。
「2回路入単電源用オペアンプ」となってます。
そして、3404は2904の改良型との記述が・・・

BOSSさん、稼ぎ頭のDS-1についてはかなり苦労しているのかな〜。
初期(ACA世代)の音が良かっただけに・・・

表面実装チップ部品になった現行品は・・・どうなんでしょうね?
NJM3404は表面実装タイプもありますが・・・

ご参考に・・・では、また。

2018年1月10日水曜日

BOSS OD-2 またまた改造 ゲインアップMOD

BOSS OD-2 またまた改造 MOD


(以前の投稿はこちらこちら
正直OD-2って非力感は否めませんよね。(ゲイン、音量があまり上がらない)
OD-2Rにマイナーチェンジして改善されたようですが、OD-2Rは手元にないので確認出来ません。

で、回路構成が似ているBD-2とOD-2Rの回路図を参考に、簡単にパワーアップをしてみました。(部品不要です)

まず、ディスクリートで組んであるTURBO側差動増幅回路の駆動電圧が5.6Vです。
BD-2,DO-2Rは8Vなので、これを変えてみます。
ツェナーダイオードD6を削除です。


このD6で8.2Vを5.6Vに落としているのです。
これで差動増幅回路の駆動電圧は8V弱になります。
回路電圧が上がると音声信号の最大振幅幅もその分大きく出来るのです。
ただしこれはTURBOにしか効きません。

で、もう一つ、LEVELポットのすぐ後のR62-47KΩこれを思い切ってジャンパーしてしまいます。

心配な方は数キロΩ入れてもかまいません。
ここはエフェクト音全部に影響し、全体のゲイン音量を押し上げます。

OD-2のゲインアップ改造でした。
ご参考に・・・では、また。

2018年1月3日水曜日

BOSS OS-2 ちょっと気が付いた事

BOSS OS-2 ちょっと気が付いた事

OS-2って正確な回路図が意外と見つからないのです。
ICの型番が記入してない物ばかり・・・・

ちょっと気になって実機を確認してみました。
BOSSっぽくないIC・・・
NECのC1458とJRCのNJM14558Lでした。
両方とも2回路入オペアンプで1458は各社から出ている物で、4558よりも世代的には古く、JRCのデータシートによると、741系を2回路入にしたもののようです。
OS-2ではODとDSのドライブ部分に1458の1回路ずつを使っています。
両方に741を使ってるような感じでしょうか?
BOSSお得意のM5218や4558系ではないのです。

741といえばMXRのDistortion+やDOD250に使われています。
独特の歪み方の癖があるのでしょうね。

もう一つの14558Lなんですけど、これがちょっと注意!
TONE回路に使われているのですが、低電圧動作が可能な汎用品です。
なぜこれなのかはちょっと解りませんが、えっと思ったのは、動作電圧上限が±7Vつまり電源電圧としては14Vが限界なのです。
定格電圧は9Vですけど、余裕が少ない。
先日投稿したACAアダプター関連のはなしのように、トランス式アダプターをつないでしまったら、かなり厳しい事になりますし、わざと18Vでドライブさせてみたりしたら、壊れます。

OS-2は特にアダプター電圧に注意しましょう。

ご参考に・・・では、また。

2017年12月28日木曜日

BOSS DS-1の話し

BOSS DS-1の話し

DS-1は日本製が音が良いとかよく言われているようですね。


私なりの実感・・感想・・理由・・を・・。

先日、外見が綺麗なジャンク品を手に入れました。
ペダルスイッチが不安定との事・・・以前の投稿BOSS GE-7 イコライザー・・ジャンク~復活~クオリティアップの様に対処しました。

他に異常は無く、音もちゃんと出たのですが、・・・

あれ?・・・DS-1ってこんな音だっけ???・・・・
軽い・・・薄い・・・。

前には、いかにもなディストーションって感じで納得出来たのに・・・
手元に何台かあるのですが、すぐに手が届く所に置いてあるDS-1を引っ張り出して鳴らすと・・
やっぱりこれだよね。・・・って音。(無改造品)
歪みの傾向は同じと言えますが、重みと奥行き、音の存在感が違います。

DS-1は前にもちょっと書きましたが、途中でIC変更があって一部回路変更されています。
タイミングとしては、ACAタイプからPSAタイプに切り替わった時です。
IC変更と同時にPSAアダプター対応に変更されています。
ACAタイプはほとんどが日本製ですが、台湾製に変わってもしばらくはACAタイプでした。

で、今回手に入れた・・・あれ?・・なやつは、台湾製のPSAタイプ。
引っ張り出して比べてたやつは、台湾製のACAタイプ。
両方とも台湾製ですが、つまりIC変更の前と後。

ACAタイプに使われているICは、1回路入のTA7136PプリアンプIC

PSAタイプに使われているICは、2回路入のM5223ALオペアンプIC


回路数も違えば元々の用途も違うICなのです。
TA7136Pが廃番になったので、同じキャラクターの歪みを作る為に苦労して探したんだろうな〜と思います。

でも、やっぱり違う。
現行のPSAタイプの方が「明るい音色で前に出る」とも言えますので好き好きでしょうが・・・

で、最初の話し、日本製が音が良い・・・というかACAタイプの方が音が良いと言っても良いのでは・・・
台湾製と日本製では他のパーツ、特に電コンの質は明らかに違うのですが、ACAタイプなら台湾製も十分良い音してますよ。・・・私見ですが・・

ご参考に・・・では、また。

ちょっと追加情報
つい先日知ったのですが・・・
現行販売品は・・・こんなことになってるそうです。
https://ameblo.jp/koderafutoshi0218/entry-12299274686.html
ちょっと悲しい。

2017年12月21日木曜日

BOSS ACAアダプターの話し

BOSS ACAアダプターの話し

古いBOSSエフェクターは電源アダプターがACAタイプに指定されています。
このACAタイプのエフェクターに最近のPSAアダプター等を繋ぐと、一応音は出るがLEDランプが点灯しない又は暗いなどの現象が起こります。

これはアダプターのタイプ(構造)が違うために起こる現象です。
ACA時代の電源アダプターは、ほとんどがトランス+整流ダイオード式で、9V出力と書いてあっても単純にテスターで計ってみると、13〜14V出てるのが普通です。
何故か?・・・定格電流との関係があって、表示されている定格電流値を流した時に9V出力になるというのが目安になっています。
ちょっと電気知識が必要な話しになりますがトランス式は、トランスで電圧を変換しているのですが、その構造は、鉄心に細くて長い銅線をぐるぐる巻き付けているので、内部抵抗が結構あります。
この内部抵抗と定格電流による電圧降下分を見込んでいるので、電流がほとんど流れないテスターで計ると大きめの値になるのです。
BOSSのACAアダプターのほとんどは定格電流150~200mAです。

普通コンパクトエフェクターは10~数十mA程度しか流れないので電圧降下分が少なく、結局高めの電圧が入ってくる事になります。
BOSSのACAタイプのエフェクターは、この高めの電圧が入ってくる事を前提として設計されています。
内部で抵抗とダイオードを使って数V電圧を下げているのです。
(よく「脈流電圧、波の有る電圧なので」みたいな説明もされているようですが、脈流分を押さえる部品、平滑コンデンサはACA,PSA両タイプエフェクターとも同じように入ってますしACAアダプターにも内蔵されていますのでちょっと別の問題です。)

一方PSAアダプターは定電圧回路が入っていて、電流値にほとんど左右されず約9V出力になっています。
ですから、ACAタイプのエフェクターにPSAアダプターを使うと9Vから数V下げてしまいますので、低い電圧で使用している事になってしまうのです。

ですが、BOSSが公式に表明しているようにACAタイプのエフェクターとPSAタイプのエフェクターを電源分岐で1つのPSAアダプターを使う場合はちゃんと使えます。
これは、マイナスラインがPSAタイプのエフェクターを経由してACAタイプのエフェクターに繋がる事で、ACAタイプのエフェクター内の電圧を下げる為の抵抗とダイオードをバイパス出来るためです。

結構ややこしい話しになってしまいましたが・・・・すみません。

ACAアダプターは廃番になっていますので、今ACAタイプのエフェクターを単体でちゃんと使うには、トランス式のアダプターを使う必要があります。
(裏技的には、11〜12Vのアダプターを使う。または、内部を改造する。)

メーカーとしては保証外になりますが、KORGのKA181、ZOOMの旧タイプアダプターAD-0006A、サウンドハウスのアダプターなどがBOSSのACAタイプに近い物だと思います。
責任は持てませんが・・

ご参考に・・・では、また。

2017年11月23日木曜日

BOSS CE-3 再びMOD

BOSS CE-3 再びMOD

以前にローノイズ化したCE-3。(以前の投稿はこれ

今回思うところ有って音質傾向的な改造をしました。
BOSSのコーラスはRolandのギターアンプ「ジャズコーラス」が元になっています。
違った感じで今なお人気のある、EHのSMALL CLONEこっちはファットというか暖かいというか随分印象が違います。
BOSS系のコーラスは他にも持っているので、SMALL CLONEに近づけた改造をしてみました。
SMALL CLONEの回路図はこれ↓

http://www.6v6power.ru/inf/Chorus/Small%20Clone%20Analog%20Chorus.jpg

基本的な回路構成は同じなのですが、遅延素子に送る音声信号の周波数帯に影響するカップリングコンデンサとバイアス抵抗の回路乗数が随分違います。
SMALL CLONEの方が低域まで遅延素子に送っています。
逆に言うとCE-3は低域をカットして送っているのです、この辺りだろうと目星を付けました。

で、SMALL CLONEの乗数を参考にしてCE-3のコンデンサを
C10→1μ
C16→0.47μ
C21→0.22μ
(フィルムコンデンサ)に変更。

結果、良い感じになってくれました。
暖かいコーラスで、奥行き感も出ました。しかもSMALL CLONEにはないステレオ出力。

ご参考に・・・では、また。

2017年5月21日日曜日

BOSS TW-1の修理

BOSS TW-1の修理

BOSS タッチワウ TW-1 ビンテージ物です。
銀ネジです。

音は出ます・・・でも・・・・ワウしません・・・・。

前期の日本製でオペアンプがRC3403でしたので、ほとんど原因予測できました。
このRC3403、BOSSが初期のコンパクトエフェクターに標準的に採用してたオペアンプなのですが、故障率が高くてよく壊れたそうです。
BOSSもしばらくしてほとんど設計変更・・・NEC又はJRCの4558をメインに使うようになったのです。
有名なOD-1も初代はRC3403ですが、設計変更されて4558+トランジスタバッファになりました。
RC3403が2つも入ってたGE-6も設計変更後7バンドに増えてGE-7になったし・・
このTW-1も設計変更後、4558×2になってます。

RC3403が入ってる動作品は貴重品です。

で、ワウしない・・・たぶんオペアンプ不良でしょう。
調べたら・・・やっぱりRC3403が死んでました。

ソケット化して、代替品MC3403に変更。

・・・・ワウ・・・ワウ・・ワウしました。

ついでに、電コン総入れ替え・・30年は経ってますので。

出来上がり。

メインのICがオリジナル部品じゃなくなったので、ビンテージじゃないただのTW-1です。


ご参考に・・・では、また。

2017年2月14日火曜日

BOSS SD-1 修理&MODその2

BOSS SD-1 修理&MODその2


前回修理と言いながら、LED交換だけで、あとは過電圧使用ではないか?・・で終わってました。
で、修理なんですけど、

まずたぶん過電圧でやられたD3,R31を撤去し同時にPSA電源対応にするためジャンパー線でリード線の6番7番側を短絡。

耐電圧以上の電圧を受けていたと思われる、C11,C17を交換。

ここまでが修理。

それから古いのでその他の電コンC7も交換。

ついでにバイパス音の音痩せ対策。
C1,C8,C9,を0.22μ、C10をオーディオグレード10μに容量アップ。

交換部品を外した所


部品交換完了。


・・・ご参考に・・・では、また。