2018年1月12日金曜日

EH CHILLSWITCH / MXR MC-401 BOOSTERのような物を作ってみた。

EH CHILLSWITCH / MXR MC-401 BOOSTERのような物を作ってみた。

前々から面白そうな物だなとは思っていたのですが・・CHILLSWITCH・・ラインセレクターですが、フットスイッチがモーメンタリなので、踏んでる間だけ切り替えたり、ミュートしたり出来るのです。
フレーズの最後だけリバーブをかけるとか・・使いようは色々有りそうなアイテムですね。

で、モーメンタリのフットスイッチが手に入ったのでそれらしき物を作ってみようと・・・
しかし、そんなに使い道が多いわけでもないので・・・・

ラインセレクターと言えばBOSS LS-2こちらはそれぞれのレベル調整が出来ますね・・・
それ良いよね。・・と言う事でレベル調整部分に評判の良いブースターMC-401を合体させてしまいました。


レイアウト&配線図は、これ↓
(またまた自分にしか解らないようなメモ状態、レイアウトはいつものストリップボード用です。)


BOOST回路はMC-401を2回路分組んでしまいました。
MC-401の回路図はこちら↓(オペアンプの1回路が余っているのでそれも使えば2回路分できます)
http://www.matsumin.net/cgi-bin/mtm_bbs/img/13193.jpg
レイアウトはこちらを参考にしました。↓
http://tagboardeffects.blogspot.jp/2014/03/mxr-mc-401.html

セレクターとして使わなくても、2分岐出来る上質ラインブースターとして出番が多いと・・・

今回ケースはこれ↓

の抜け殻に白のカッティングシートを全面に貼って元々有った穴を利用した物です。


組み込み↓

私としてはBOOSTERとしての出番がほとんどだとは思います。

ご参考に・・・では、また。

2018年1月10日水曜日

BOSS OD-2 またまた改造 ゲインアップMOD

BOSS OD-2 またまた改造 MOD


(以前の投稿はこちらこちら
正直OD-2って非力感は否めませんよね。(ゲイン、音量があまり上がらない)
OD-2Rにマイナーチェンジして改善されたようですが、OD-2Rは手元にないので確認出来ません。

で、回路構成が似ているBD-2とOD-2Rの回路図を参考に、簡単にパワーアップをしてみました。(部品不要です)

まず、ディスクリートで組んであるTURBO側差動増幅回路の駆動電圧が5.6Vです。
BD-2,DO-2Rは8Vなので、これを変えてみます。
ツェナーダイオードD6を削除です。


このD6で8.2Vを5.6Vに落としているのです。
これで差動増幅回路の駆動電圧は8V弱になります。
回路電圧が上がると音声信号の最大振幅幅もその分大きく出来るのです。
ただしこれはTURBOにしか効きません。

で、もう一つ、LEVELポットのすぐ後のR62-47KΩこれを思い切ってジャンパーしてしまいます。

心配な方は数キロΩ入れてもかまいません。
ここはエフェクト音全部に影響し、全体のゲイン音量を押し上げます。

OD-2のゲインアップ改造でした。
ご参考に・・・では、また。

2018年1月3日水曜日

BOSS OS-2 ちょっと気が付いた事

BOSS OS-2 ちょっと気が付いた事

OS-2って正確な回路図が意外と見つからないのです。
ICの型番が記入してない物ばかり・・・・

ちょっと気になって実機を確認してみました。
BOSSっぽくないIC・・・
NECのC1458とJRCのNJM14558Lでした。
両方とも2回路入オペアンプで1458は各社から出ている物で、4558よりも世代的には古く、JRCのデータシートによると、741系を2回路入にしたもののようです。
OS-2ではODとDSのドライブ部分に1458の1回路ずつを使っています。
両方に741を使ってるような感じでしょうか?
BOSSお得意のM5218や4558系ではないのです。

741といえばMXRのDistortion+やDOD250に使われています。
独特の歪み方の癖があるのでしょうね。

もう一つの14558Lなんですけど、これがちょっと注意!
TONE回路に使われているのですが、低電圧動作が可能な汎用品です。
なぜこれなのかはちょっと解りませんが、えっと思ったのは、動作電圧上限が±7Vつまり電源電圧としては14Vが限界なのです。
定格電圧は9Vですけど、余裕が少ない。
先日投稿したACAアダプター関連のはなしのように、トランス式アダプターをつないでしまったら、かなり厳しい事になりますし、わざと18Vでドライブさせてみたりしたら、壊れます。

OS-2は特にアダプター電圧に注意しましょう。

ご参考に・・・では、また。