2017年5月21日日曜日

BOSS TW-1の修理

BOSS TW-1の修理

BOSS タッチワウ TW-1 ビンテージ物です。
銀ネジです。

音は出ます・・・でも・・・・ワウしません・・・・。

前期の日本製でオペアンプがRC3403でしたので、ほとんど原因予測できました。
このRC3403、BOSSが初期のコンパクトエフェクターに標準的に採用してたオペアンプなのですが、故障率が高くてよく壊れたそうです。
BOSSもしばらくしてほとんど設計変更・・・NEC又はJRCの4558をメインに使うようになったのです。
有名なOD-1も初代はRC3403ですが、設計変更されて4558+トランジスタバッファになりました。
RC3403が2つも入ってたGE-6も設計変更後7バンドに増えてGE-7になったし・・
このTW-1も設計変更後、4558×2になってます。

RC3403が入ってる動作品は貴重品です。

で、ワウしない・・・たぶんオペアンプ不良でしょう。
調べたら・・・やっぱりRC3403が死んでました。

ソケット化して、代替品MC3403に変更。

・・・・ワウ・・・ワウ・・ワウしました。

ついでに、電コン総入れ替え・・30年は経ってますので。

出来上がり。

メインのICがオリジナル部品じゃなくなったので、ビンテージじゃないただのTW-1です。


ご参考に・・・では、また。

2017年5月11日木曜日

Honey Bee OD を作ってみた。

Honey Bee OD を作ってみた。

珍しいオペアンプ、CA3130EZが手に入ったので、BJFE Honey Bee OD を作ってみました。

Mad Professor Sweet Honey の大元になったエフェクターらしいですが・・・・ICも回路的にもかなり違いますね。
これ、ネット上には少しずつ違う回路図がいくつか在るので・・バージョン違い?・・・まあ、量産品ではないので当然あり得る話しだと思います。

で、いつものストリップボードで・・・・ここのレイアウトで作りました↓

抵抗類を取り付けた所↓

ストリップボードの場合部品取付ピッチが一定には出来ないので、電コンの足も↓

FETは代用品の2SK30A・・・端子配列が違うので↓

と、苦労?工夫?も必要です。

ケースはいつものステンレスタッパー。
文字は本物の画像を参考にサインペンで手書き。

音だしして・・・えっ・・・面白い・・・以前にBlueberry Bass OD(改)を作りましたが、やはり似てる
(回路的にも似てますし)
そして、低域までしっかり出てワイドレンジ・・・

これベース用じゃないの?・・・と思わせるくらい、太い音出せる。


ご参考に・・・では、また。