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2016年3月17日木曜日

behringer VT911 再び。真空管交換&改造、MOD

behringer VT911 再び。真空管交換&改造、MOD

以前に(2015年5月26日投稿)電源などを改造した behringer VT911 Vintage Tube Overdrive ですが、真空管を交換してみました。
真空管2種類入手。
SOVTEKの12AX7WBとJJのECC803S、共によく知られたものだと思います。

どちらに交換しても、元々付いていたBugeraの真空管の情けなさが露見する結果となりました。
全く質が違う!!!・・・何なんだこれは・・・・で交換決定です。

2本で比べてみると、JJの方が無難に良い感じでパワー感もあります。
が、SOVTEKの方が綺麗なドライブ感、歪みを感じます。
で、SOVTEK12AX7WBにしたいのですが、これにすると音量が出ません。GAINと言うより単に音量が小さくなります。
う~ん。
この音で音量だけを稼ぎたい。後ろにクリーンブースターをつなぎたい感じです。
で、改造MODです。
以前の改造後の回路図がこちら↓

LEVELポットの後に出力バッファのオペアンプが1つあります。
って事で、このバッファ用オペアンプで単純に信号増幅してしまう事にしました。
大雑把な見当で20倍くらいの増幅にします。
負帰還に抵抗を入れて抵抗でバイアスに落として・・・・

が、相手は表面実装・・・・やりにくい・・頑張って慎重にトライしました。

まず、2番端子だけを基板から浮かします。
半田吸いとり線で吸い取った後、少しコテを当てながら浮かしました。

予備線をこの浮かした2番端子に半田付け。

まず予備線だけホットガンで固定しておきます。
予備線とC2の+端子(オペアンプの1番端子につながっている)間に100KΩ、予備線と100KΩとの間からC8のバイアスライン側に4.7KΩ。
これで21倍くらいの増幅になります。(100÷4.7)
(ちなみにC2とかの電コンが基板からはみ出して付けてあるのは、元々付いていた電コンよりこのFGシリーズの電コンの方がリード線が太く基板の穴に入りにくかったのです。)

最後はみんなホットガンで固定します。
回路図的には↓(右下が今回の改造)

思った以上にパワーが出ました。DRIVE目盛り1以下でのクリーン~クランチ辺りも十分使える音量が出ますし。
全体としてきめの細かい素直なドライブ感&歪み、なおかつ低音までしっかり出たパワー。
さらに良い感じになりました。


ご参考に・・・では、また。

2015年5月26日火曜日

Behringer VT911 Vintage Tube Overdrive 改造、MOD

behringer VT911 Vintage Tube Overdrive 改造、MOD

先日投稿した(2015/05/13)、Behringer VT911 の続きです。
「歪みが汚い、酷い」などの表現が、これのレビューで時々見ますが、確かにそう書かれても仕方ないのではないかと思います。
真空管のウォーム感などほとんど感じられません。

先日もちょと書きましたが電源関係が弱いというか、コストダウンの為に無理矢理変な回路的対処をしているように思えます。

まず、元ネタと思われるTube Driverの回路図↓

先日の投稿したVT911の回路図を分かりやすくなるように、朱書きで一部書き換えと基板ごとに分けてみました。


問題なのは真空管が乗ってる基板のブロックです。

朱書きしたように当然Tube Heaters 真空管のヒータはそこにあります。
元ネタの回路図では、ヒータに電源を送った後で220Ωと470μさらに220Ωと220μが入ってその後にバイアスを作って、おそらくICへの電源も送っていると思います。
この220Ωと470μさらに220Ωと220μはローパスフィルターが二段になっている事になって、真空管のヒータフィラメントの影響、周波数の低いリップル分を取る為に入れてあると思われます。
ただし電源ラインに直列に抵抗が入ると、そこで電流変化に伴い電圧変動が起きます、その電圧変動を支える為にも直後のコンデンサが比較的大きな物になっているのだと思います。

で、VT911ですが、真空管ブロックの基板上で無理矢理それをやってます。
この基板へヒーター用と回路用に別々に電源を送れば良いと思うのですが、1つしか送らずにここでヒータに電源供給した後R15:1KΩとC7:100μでリップル取りをしています。
また、ヒーターより前に直列抵抗を入れてしまうとヒータ電流が大きいため電圧降下が大きくなってICやバイパス回路への電圧がかなり下がる事になるので入れずにC1:100μだけでリップル取りをしているのでしょうが、ヒータと同一ラインですので、フィラメントの影響をもろに受けます。
結局、大きなコンデンサや、ヒータ専用の電源ラインを節約する為に変な工夫をした結果うまくいってない・・・って感じがします。
やっぱり「コスト」ですか・・・・。

で、素直に元ネタのTube Driver にならって電源関係を改造MODしてみます。
ヒータ電源の分離とリップル取り抵抗電コンブロックの増設です。
ただし、同じ定数でやってみると、元ネタよりオペアンプが2回路多くなってる分消費電流が多く、この220Ω2つで3V弱の電圧降下になってしまいましたので、抵抗を100Ωにして、470μとの一段だけにしました。(約1Vの電圧降下です。)
またR15は削除、C7は折角真空管の近くに有りますので、バックアップコンデンサ扱いでそのままにしておきます。

パターンのカットが二カ所。

DCジャックの横

真空管ソケットの裏

カットに使ったのがこれ。・・便利です。

R15を取って、コネクタとジャンパ線で繋ぎます。

ヒータ電源の+側をDCジャックのうらから直結です。(黄色い線)


抵抗&電コンブロックの増設。(後で一段だけにしましたが・・・)
右下に見えてる黄色い線が真空管ヒーターへ行ってます。

なんとか、汚い、酷いだけの歪みでは無いとこまでは来たようにおもいます。
これの前にブースターを入れてやるとさらにましになります。
が、私的には今ひとつ・・・・・

さらに、クオリティアップとパワーアップをめざして・・・
どうなったかというと
C2,3,6をオーディオグレードに変更(同定数)
C10に2.2μ無極性電コンを並列追加。
C11に0.1μ無極性電コンを並列追加。


最終の回路図は↓

低域が増え、力強い歪みに変身しました。


ご参考に・・・では、また。

続きの改造、「behringer VT911 再び。真空管交換&改造、MOD」はこちら↓
http://sonic-craft.blogspot.jp/2016/03/behringer-vt911-mod.html

2015年5月13日水曜日

behringer VT911 Vintage Tube Overdrive 回路図

behringer VT911 Vintage Tube Overdrive 回路図

とりあえず情報提供的な話しになります。
ベリンガーのVT911をこれまた安く手に入れました。
理由は、本体のみで付属してるはずのアダプター無し。

(ツマミはちゃんとあります。ばらしてる途中の画像です)

ネットで回路図を引っ張って来たのですが・・・??・・あちこち違う。↓

バージョン違いがあるのかもしれませんが、手に入れた現物の回路を載せておきます。
部品番号も入れておきます。
C4がなぜそこなのか・・・ちょっと不思議ですが・・・どう辿ってもそこにありました。

付属アダプターなら問題ないのかもしれませんが、電源関係が弱くスペック上は200mAでいけるはずなんですが、・・
もっと余裕の有るアダプターでないとまともな音になりません。
人気がないのはその辺りのせいかも・・・・

元ネタ(Tube Driver)を参考にまた今度電源関係を改造MODしてみようと思います。


では、また。