2014年7月22日火曜日

エフェクターの電源を考える その3

エフェクターの電源を考える その3

今回は電源を考えるのその1その2の・・その後・・追記的内容です。

ちょっと前置き・・・
私が音を前に押し出す為に、使っているエフェクターがいくつかあります。

・Analog Delay アナログディレイ・・・・・タイムを最小にしてフィードバックを発振直前まで上げて、発振しそうになった時の高調波成分を加えます。

・HiBand Flanger ハイバンドフランジャー・・・・RATE、DEPTH、を浅く設定し、RES(レゾナンス)を大きくして、倍音成分を加えます。

・Pitch Shfter ピッチシフター・・・・三度や五度上げなどを作って(これも倍音成分)少し加えます。

で、Pitch Shfter を使った時なのですが・・・
エフェクターの電源を考えるその1で取り上げたNadine's Stereo Flangerの「ふゅん〜ふゆん〜」ノイズですが、ピッチシフター、Behringer US600 Ultra Shifter/Harmonistとの組み合わせでは、まだ結構出てしまいます。

激減したとはいえ、この組み合わせでは使えないレベルの状態です。
で、エフェクターの電源を考えるその2で作った「エフェクターが元気になるアイテム」ですが、
(↓これ)

これは単純に大きめのコンデンサ(330μF)をプラスとマイナス間に入れただけの物なので、ある程度電源ノイズの低減にも効くはず。・・で、繋いでみました。

ACアダプターから分岐ケーブルで電源供給した状態で、ノイズが出るNadine's Stereo Flangerにつないだ場合。


同じく、Nadine's Stereo Flangerと相性が悪いBehringer US600につないだ場合。


どちらも大幅にノイズが低減し、特にBheringer US600に繋いだ場合は、他のノイズ(ホワイトノイズ)に紛れてしまうレベルまで下がりました。

影響を受ける側より、発生側(影響を及ぼす側)につけた方が良いようです。
ACアダプターと分岐ケーブルの間や、他に繋いでいる歪み系やコンプレッサーにつないだ場合は効果ありませんでした。
結局、発生源に付けるのが一番良いようです。

コンデンサで低減出来るということは、デジタル系エフェクターが電源的乱れを発生しているのでしょう。

分岐電源でノイズにお困りでしたら、参考にしてください。


電源は不思議。・・・では・・・また。

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