2014年7月6日日曜日

オーディオインターフェイスの話し

今回は「工作」ではないのですが、ちょっと便利な使い方。

オーディオインターフェイスの話しです。
以前は、M-AUDIOのFW410というマルチチャンネル対応の物を使っていたのですが、OS&DAWとの関係でちゃんと動かない状況になって、インターフェイスを切り替える時に試した事を掲載しました。


DAW「Cubase」のバージョンアップに伴ってOSもアップしないといけない状況(MacOS10.6X→10.7.5)になったのですが、前出のオーディオインターフェイスFW410のドライバーが一向に更新されず10.7.5は動作環境から外れてしまっていました。
で、使えるマルチチャンネル対応の物は・・・・と探してみるものの・・・予算が・・・・!!
他には、SteinbergのCI1を持っていたのですが、これは2IN2OUT。
せめて、4IN4OUT以上が欲しかったのです。
その時、同じくSteinbergのCI2+(2IN2OUT)が中古で安く出ていたのです、ダメ元で買ってしまいました。



実は、MacOSのCoreAudioというオーディオ信号入出力の規格には「機器セット」という設定が有って、接続済みの複数のインターフェイスをセットにして、あたかも1つのインターフェイスの様に扱う事が出来ます。(アプリケーション~ユーティリティ~Audio MIDI設定)
これを使って2台で、4IN4OUTに出来ないかと思ったわけです。

で、やってみました。


結論から言うと出来ました。4IN4OUTになりました。
Cubaseで4チャンネル同時録音再生可能です。

が、あくまでも私の所での話しであって、どんな環境でも出来るとは言えません・・・。
1つ私の所でも障害が出たのは、このSteinbergのCI1とCI2+は、同じファミリーの機種なので基本のドライバーソフトが共通です、2台でドライバーソフトの取り合いになった様子(推測)で、同時に2台を安定して認識しない事がよく発生しました。
色々試した結果、2台をMac本体の別々のUSB端子に接続すれば安定する事が分かりました。
(ハブ経由で接続していたので本体側では同じ端子につながっていました)
以来2台で4IN4OUTが、安定して使えています。
Mac本体によっては、USB端子の系統がどうなっているか違うでしょうし、必ず出来るとは限りませんが・・・・・
(私の所はiMac24のEarly2008です。←古い!)

他の機種の組み合わせで、ドライバーソフトが競合しなければ大丈夫ではないかとおもいます。(推測)

なお、レイテンシー(遅延)の問題ですが、機器セットでは普通2台のレイテンシーを足したものになるようです。
が、今回の場合、ドライバーソフトが共通のおかげでしょうか、1台分のレイテンシーで動作しているようです。


ご参考になれば、・・・・・では、また。

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