2017年4月2日日曜日

よくばり RAT を作ってみた。

よくばり RAT を作ってみた。

前回投稿の YOU DIRTY RAT 修理をキッカケにちょと調べてみると、Proco はクリッピング違いのRATを色々出してるようで、特にDeucetone RATなんてクリッピング切替スイッチを追加した2台のRATを1つの筐体に入れて組み合わせのバリエーションが凄いでしょ!!!!・・って・・・

で、以前にデジットのキットで作った自作RATのクリッピングを切替にして・・・よくばって・・みました。
(以前の投稿はこれ→ https://sonic-craft.blogspot.jp/2015/04/proco-rat.html

まず、付いてたクリッピングダイオードを外して、ソケット化します。


ON-OFF-ONのスイッチを2つ使って、

・シリコンダイオード(ビンテージRAT風、1N914)
・ゲルマニウムダイオード(DIRTY風、手元に有った1S188)
・赤LED(ターボRAT風)
・MOSFET(FAT RAT風、2N7000)
・クリッピングなし(Deucetone RAT風)

の5種類を可能にしちゃいました。

クリッピングの回路図はこれ↓(やっぱり手書き)

クリッピング切替部分

組み込み


出来上がり。

2つのスイッチが中点でクリッピングなしです。
作ってみて分かったのですが、クリッピングなしでも十分歪みます。
オペアンプ自体のオーバードライブによる歪みなのでしょう。
クリッピングは後に付いてて、その前にオペアンプで歪みのベースが作られています。
やはりオペアンプの種類選定がRATサウンドの鍵なんでしょうね。

ですが、クリッピングを変えるとサウンド傾向やサスティン、ゲイン、コンプ感などみんな違ってきます。

これこそ・・・「RATひとつで仕事する~」・・・(←ネタが古い)
私はこれで仕事してませんが・・・・。

ご参考に・・・では、また。


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