2017年3月8日水曜日

前回に続きコンデンサーマイクなのです。

前回に続きコンデンサーマイクなのです。
一部方面でちょっと話題になってる、BM-800というコンデンサマイク、ちょっと改造するととても良くなる・・・との事です・・・
ものは試しと・・・安いし買ってみようかと調べていると、これの最新型(改良?)らしいというものを見つけたので、そっちを買ってみました。・・・安いし・・・
昔のデスクライトみたいに机に付けるタイプのスタンドその他色々とのセット販売しかなかったのですが・・・

これ・・・Mugig M-1・・・。


ばらしてみると。

確かに目にしたレビューどおりBM-800とは基板が違うし・・・
回路をあたってみると、BM-800の改造ネタが反映されているところがいくつか・・
まず、ソースフォロアになってます。
ツェナーダイオードは付いてますが、フィルターの抵抗がひとつ追加されています。

ノイズも少なく、かなり良いかも・・・behringer C-1よりも低域は豊かで感度も良い。
がハイがちょっとがさついて頭打ち感があります。(高域の伸びが・・・)

マイクの回路はほとんど触った事が無いので・・・とりあえず他の方のBM-800改造ネタにはあったカプセルからFETゲートへの間に470pコンデンサを付けてみました。


チェック・・・・私には測定器などありませんので・・・自分の耳だけが頼りです。
・・・・・・変化認められず・・・・・
元にもどしました。

積層セラミックのカップリングコンデンサを交換したら良いとの事で・・・基板を見ると・・・
表面実装アルミ電解コンデンサ用のパターンが印刷されています。

しかも完全に今付いてる積層セラミックコンデンサとパラになってます。
つまり回路のグレード違いが存在しているのではないか?
そっちは、アルミ電コン・・・・
で、積層セラミックコンデンサをはずして、手元に有った普通のオーディオグレードアルミ電コン(1μ)に付け替えてみました。

耳チェック・・・・変わりましたね。
がさつきが減って中高域がスッキリ・・・頭打ち感もましに・・・。
周囲の環境ノイズもレベルは変わりませんが落ち着いた感じになりました。

やっぱりコンデンサの質は音に直結しますね。
もっとトライしたい方は他の場所の積層セラミックコンデンサも含め、色々なコンデンサを試してみて下さい。


ご参考に・・・では、また。

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