2014年9月6日土曜日

自作エフェクターその2 Landgraff Dynamic Overdrive改

自作エフェクター その2 Landgraff Dynamic Overdrive改

ちょっと前置き
タイトルに「Landgraff DOD」と入れましたが・・・・・
本物は触った事もありませんが、推測するにLandgraff DODが評価されているのは、パーツセレクト、レイアウト、組み立て、等の質の良さが音に出ているのだろうと思っています。
回路的には「TS系」と言われているオーバードライブ回路の変形で、歪みの種類が選べるようになっています。
私が作ったのは、部品も有り合わせですし、高級パーツも使ってませんので「質」的には
Landgraff DODとはとても言えないと思いますが、回路図を参考にさせて頂きました。


基本にした回路図はこちら↓(松美庵さん)

目指したのは広帯域化(HiFi化)です。

他にもTS系と言われる物をいくつか試しましたが、通した途端にハイもローも削れてしまう物ばかりで・・・(元ベース弾きなので低域は特に気になる・・)

で、色々試した結果変更したのは、
・入力カップリングコンデンサC2を  0.068uF(低域改善)
・歪み回路C4を 0.47uFフイルム(低域改善)
・歪み回路R6を 4.7k(低域改善)
・高域カットC7を 0.1uFフイルム(高域改善)
・トーンコントロールC8を 同容量フイルムコンデンサ
・出力バッファの削除 C10からR17までをカットし、VR3の2番をC11の+へ接続
(余分な回路カットによる音質維持)
・ICはJRC4560D(手元にあった物)
・トランジスタは2SC828A(手元にあった物)
・VR2は25Kがなかったので20Kで代用
最初は入力バッファもカットしたのですが、他のエフェクターとのインピーダンス関係でレベル差が出てしまったりと使いにくかったので、復活させました。

ちょっと中身の画像はご勘弁下さい。試しながら作ったのでグチャグチャでLandgraff DODに申し訳ないです。

筐体の塗装ですが、白色の全面塗装の上に半押しで塗料をムラに飛ばした青と赤と黄のスプレーでタッチを入れ、乾いたら数回に分けて厚めにクリア塗装しました。


ご参考に・・では、また。

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